関東甲信越のスキー場おすすめランキングベスト10選では、数多くの日本中のスキー場を滑ったことがある自分が、長野県や新潟県、群馬県と関東甲信越のスキーゲレンデやスノーボードゲレンデをランキング形式でご紹介。
1位 白馬八方尾根スキー場
関東甲信越で輝くランキング第1位の白馬八方尾根スキー場は、長野オリンピックの男女滑降競技が行われた。それだけ標高差があり急斜面が多く、初級者よりは中・上級者向けのゲレンデと言ったところ。しかし山頂付近で天候に恵まれ晴れた日の景色は素晴らしく、北アルプスの山々を望むことができる。
ゲレンデはその山頂付近から放射状にコースが何本か伸びており、それぞれ違ったコースを滑ることができる。昔は八方と言えばコブというイメージだったが、今はきれいにグルーミングされたコースもあるので、そのコースを朝一に滑るのも気持ちいい。もちろん非圧雪ゾーンのコブ斜面や新雪が降った時のパウダーを攻めるのもいいのでは…
2位 志賀高原リゾートエリア(中央エリア)スキー場
ランキング第2位の志賀高原リゾートエリア(中央エリア)スキー場は、13のスキー場が集まったスキー場で沢山のリフトがかかり、多くのコースがあるゲレンデ。小さなスキー場がいくつも集まっているという感じもするが、長野オリンピックの大回転コースとして使用された東館山スキー場や、難モーグルバーンの丸池スキー場など特徴のあるゲレンデも。
上級者向けに新雪エリアや常時非圧雪エリアを設け、初級者には幅広い緩斜面のコースなど滑ることができる。焼額山や奥志賀ともつながり、熊の湯などはシャトルバスで行くことができ、そのシャトルバスは志賀高原内のどこで乗り降りしても無料となっている。
3位 栂池高原スキー場
ランキング第3位の栂池高原スキー場の特徴はなんといっても、幅広い緩斜面が広がっていること。つまり初心者や初級者にはとっても滑りやすいゲレンデなので楽しめるでしょうが、逆に上級者用の斜面が少ない。つまり急斜面をガンガン攻めるような、スキーヤーやスノーボーダーには物足りないかもしれない。
しかしこのゲレンデから北アルプスの眺めは素晴らしく、スノーボードを楽しむ方のためにヒットパークや栂池ジブパークなども用意されている。また春になると日本では珍しいヘリスキー・スノーボードも行われ、14キロのロングダウンヒルを体験できる。このように栂池スキー場はいろいろと楽しめるスキー場なのでは…
4位 志賀高原 焼額山スキー場
ランキング4位の志賀高原焼額山スキー場は志賀高原の奥まった場所で、一の瀬と奥志賀のゲレンデに挟まれた場所に位置している。プリンスホテルと一体型で開発された西武系のスキー場で、林間コースの多いスキー場。ゲレンデには約2,000メートルのゴンドラが2本と、約1キロの高速リフトが2本あるので長めの距離を滑ることができる。
そのコースには長野オリンピックのアルペンスキー男女回転と、スノーボード男女大回転が行われたハードなバーンから初心者向けのコースまでそろっている。また土曜や休日には朝イチまだだれも滑っていないバーンを滑ることができる、ゴールドウインファーストトラックが行われる(詳細は公式サイトで確認を)。
自分も朝イチに滑った経験があるが、これはとっても気持ちがいいものだ…
5位 妙高杉ノ原スキー場
ランキング5位の妙高杉ノ原スキー場は妙高山麓に広がるスキー場で、ゲレンデは三田原ゾーンと杉ノ原ゾーンに分かれている。両ゾーンとも長い距離を滑ることができ、三田原ゾーンには幅広い一枚バーンもある。約3キロのゴンドラや約1.7キロのフード付き高速リフトなどを利用して、超ロングクルージングを楽しめる。
全体的には初・中級向けのコースが多く、急斜面の上級者コースは山頂付近にあるのみだ。西武系のスキー場であるがプリンスホテルは併設されていないので、宿泊は民宿やペンションなどが中心になる。
6位 苗場スキー場
ランキング6位の苗場スキー場は西武系のスキー場であり、その西武系のプリンスホテルの目の前にゲレンデは広がっている。苗場スキー場と言いながら、苗場山の山麓にスキー場があるわけでなく、筍山の山頂からいくつかのコースが伸びている。この筍山山頂付近は、ベストシーズンであれば上越地域にあるスキー場とは思えないほど、素晴らしい粉雪になることも…
7位 ホワイトワールド尾瀬岩鞍
ランキング7位のホワイトワールド尾瀬岩鞍は、関東エリアで最大級のゲレンデであるが、山々に囲まれており広々とした感じはない。しかし約1900mのゴンドラや約800mのクワッドリフトがかかるなど、意外と長い距離を滑ることができる。非圧雪のコースを設けるなど、どちらかと言えば中・上級向けのスキー場という印象。ゲレンデ山麓には温泉のあるリゾートホテルも…
8位 丸沼高原スキー場
ランキング8位の丸沼高原スキー場は群馬県の奥まったところで、栃木県との県境近くに位置し標高が高く雪質も良いスキー場。2.5キロのゴンドラや2本の高速リフトなどあり、最長滑走距離は4キロと長い距離も滑ることができる。コースには圧雪され整備されてカービングが気持ちいいコースや圧雪車を極力入れないで、パウダースノーを楽しむための非圧雪エリアなどある。
9位 かぐらスキー場
ランキング9位のかぐらスキー場は以前、「かぐら」「みつまた」「田代」という名称のスキー場だった。それが今ではかぐらスキー場となり、それぞれの名称はエリア名になっている。それぞれのゲレンデに車で直接行くことはできず、山麓のロープウェイに乗ってゲレンデまで行くことになる。ちょっと不便であるが、山奥の積雪の多い地域なのでシーズンは長い。
広いエリアにコースは広がっているので、ロングクルージングなど楽しめそうだがそうではない。約3キロあるかぐらゴンドラを利用したゴンドラコースなどは超緩斜面なためロングクルージングを楽しめない。しかしベストシーズンにはかぐらエリアなどは雪質がとっても良く、かぐら第1高速リフトは1.2キロあるので気持ちよく滑れるのでは…
10位 六日町八海山スキー場
ランキング10位の六日町八海山スキー場は、ゲレンデが縦に長く全体的に斜度があるので中、上級向けのスキー場であろう。初級者は山麓部分の緩斜面か、山頂から迂回コースで景色を眺めながら滑り下りることになる。ゲレンデは整地された斜面と非圧雪の斜面があるので、パウダー好きには新雪が降った後に訪れると、すごく楽しめるのでは…
注意事項
掲載したスキー場などの情報は、予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。詳細は各スキー場公式サイトにてご確認ください。
まとめ
ここで取り上げた関東甲信越のスキー場は、なぜか西武系のスキー場が多くなってしまった。自分としては、西武系以外にも斑尾や石打丸山、車山、草津、戸狩温泉スキー場やそのほかのスキー場に訪れたことはあるのだが…
ベストランキングに入ったスキー場は、全般的にロングコースを滑れるところが多い。もちろんそのコースの一部を非圧雪ゾーンにして、コブ斜面や新雪が降った後のパウダースノーを楽しめるようになっている所が多い。それぞれのスキー場には個性があり、緩斜面が主体で初級者が楽しめたりハードなバーンが主体で中・上級者が楽しめたりといろいろある。
自分的には、グルーミングされたロングコースをノンストップで滑るロングクルージングが好きなので、志賀高原焼額山や妙高杉ノ原スキー場などで滑るのが好きだ。皆さんもご自身の目的に合わせて、スキー場を選ばれるのが良いのではないでしょうか。
関連ページご紹介
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