いまどきスキーやスノーボードをする方は、かなり少ないものと思っていました。
それはバブルの時代と比べると、車の上にスキーやスノボをつんで走る車を見かけたり、駅でスキーやスノボを持ち歩いている若者をあまり見ないからでした。
現状
しかしこのごろ、車の上にスキーやスノボを乗せて走っている車など見かけるようになってきたので、スキー場を訪れる方も少し増えてきているのでしょうか。
正直なところ正確な数字は分かりませんが、感覚的にはスキースノボード人口の減少も底打ちしたというのが現状でしょうか。
でもやはりスキー場のリフト運転数の減少やゲレンデに一部閉鎖、さらにゲレンデじたい閉鎖してしまったスキー場も見られます。
かつて多くのスキー場を経営していた西武グループのスキー場でも、かなりの数のスキー場を閉鎖、または譲渡したようです。
西武グループとしても、リゾートにあるプリンスホテルを閉鎖や譲渡したホテルがかなりあるので、これは仕方ないことでしょう。
ニセコにあった西武系のスキー場はヒルトンに譲渡されましたし、函館七飯スキー場はウィンターガーデンリゾーツをへて鈴木商会に譲渡されました。
ちなみに、表万座スキー場も鈴木商会に譲渡されましたが現在では休業しています。
また、現在営業している西武系のスキー場でも動かしているリフトを少し減らして営業しているようで、昔の華やかなスキー場を経験している自分としては悲しいものです。
これからは
そんなことはさておき、このようにスキーやスノボード人口が減ってしまうということは、オリンピックやワールドカップを目指す競技人口が減ってしまう懸念があることです。
スキーフリースタイルモーグルで活躍した上村愛子選手やスノボードアルペンで活躍した竹内智香選手に続く選手が出てこなくなってしまう心配があります。
それにスキー場が無くなると、スキー場やその周辺の宿泊施設など冬の働き場所が無くなってしまうことになります。
そんなことがあるので、スキーやスノボード人口の減少が底打ちして、これからは少しずつ増えていってほしいのですが…