東京駅と水戸駅を結ぶ高速バスと特急電車を比較してみました。東京と水戸の間では常磐自動車道でつながっているので高速バスでも意外と早く行くことができるので、特急電車の「ひたち」や「ときわ」と高速バス比較してみました。
東京駅~水戸駅
高速バス | 特急電車 | |
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所要時間 | 約1時間54分~2時間18分 | 約1時間12分~1時間28分 |
運賃 | 2,080円 | 3,820円(普通車指定席) (乗車券2,270円+特急料金1,550円) |
東京駅~水戸駅は高速バスの「みと号」と特急列車の「ひたち」や「ときわ」があります。当然のことながら所要時間は特急列車を利用したほうが早く、運賃は高速バスの方が安く済みます。
高速バス
高速バス「みと号」は茨城交通や関東鉄道、JRバス関東の3社で共同運行しています。水戸側の路線は赤塚ルートや茨大ルート、県庁ルートと分かれています。なのでこれらのルート沿いのバス停を利用する場合は、高速バスのほうが便利に利用できるでしょう。
赤塚ルート
赤塚ルートは東京駅と水戸駅南口を結びますが、赤塚駅北口や新原三差路、泉町一丁目や南町二丁目などのバス停を経由しています。
茨大ルート
茨大ルートは東京駅~内原バス停間と大工町~水戸駅南口は赤塚ルートと一緒で、その間に水戸北スマートICや茨城大学前を経由しています。
県庁ルート
県庁ルートは常磐自動車道だけでなく北関東自動車道を走り、茨城町西インターや県庁前など経由しています。このルートで水戸駅のバス停は水戸駅南口のみとなります。
上りルート
水戸駅南口を発車したバスはそれぞれのルートを経由して、東京側では八潮PA(つくばエクスプレスに乗り換えの要望があるとき)や都営浅草駅(平日・土曜)、上野駅(平日・土曜)で降車することが出来ます。ただ日曜や祝日は通過するので、注意が必要です。
駐車場のあるバス停
みと号のバス停には駐車場が用意されている停留所があるので、車でそのバス停まで行き、そこからバスに乗って東京に向かうこともできます。その停留所は無料の「茨城町西インター」や「内原(常磐道)」、「石岡(常磐道)」と有料の「水戸北スマートインター」が用意されてます。
乗車券の購入は
乗車券はみと号下りで、東京駅23時発と0時発のミッドナイトみと号のみは予約制ですが、それ以外のバスはすべて先着順による定員制となっています。ちなみに乗車券は東京発の場合はJRバス東京駅の自動販売機となり、水戸発はバス会社窓口またはバス車内で購入できます。
特急電車
特急電車は「ひたち号」と「ときわ号」が走っており、両列車とも品川駅と水戸駅を結んでいます。もちろん途中駅には東京駅や上野駅を経由しているので、これらの駅で乗降車することができます。なお両列車ともすべて指定席になり、自由席の車両はありません。
ひたち号
ひたち号は上野駅と水戸駅の間で停車駅が少なく、一部の列車は上野駅と水戸駅の間をノンストップで走る列車もあります。下り列車は上野駅を7時から21時まで毎時0分発となっています。
ときわ号
ときわ号は上野駅と水戸駅の間で停車駅が多くなるので、所要時間もひたち号に比べるとかかってしまいます。下り列車は上野駅を7時30分から22時30分まで毎時30分に発車して、その他に20時15分や22時、23時と発車しています。
まとめ
東京と水戸を結ぶ高速バスと特急電車と比較してみると、当然のことながら料金の安さでは高速バスとなり、所要時間の短さでは特急電車ということになります。ただ東京と水戸の距離くらいだと、所要時間にすごい違いがあるわけではないので、急ぎで行く必要が無い場合は高速バスでも良いかもしれません。
もちろん道路事情などによって、定刻よりかなり遅れてしまうことがあるかもしれないので、そのあたりは注意が必要かもしれません。ちなみに高速バスや特急列車以外に、普通列車を利用する方法もあります。その場合は所要時間がだいたい2時間10分~2時間半くらいで料金は2,270円と、高速バスとあまり変わらないかもしれません。
※ 所要時間や運賃は時間帯や経由地、そのほかの条件などにより変わる場合があります。電車やバスの所要時間等はあくまでも目安です。特にバスの場合は道路事情等により、遅延する場合もありますのでご了承ください。詳細は公式サイトなどでご確認ください。
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