【2020年3月4日更新】
プリメインアンプはオーディオシステムの中で、スピーカーと同じようにポイントとなるものですよね!
そこで良い音で音楽が楽しめるよう、13機種のプリメインアンプを選んで、ご紹介しています。
ぜひあなたのオーディオシステムに合う、プリメインアンプを選んでいただき、良い音で音楽を楽しんでくださいね...
プリメインアンプの選び方
プリメインアンプはCDプレーヤーやレコードプレーヤー、ネットワークオーディオプレーヤーなどと接続してそれらの機器から音声を入力し、その音のバランスを調節して音を増幅させる機器です。そして増幅させた音をスピーカーやヘッドホンなどで鳴らして、音楽を楽しんだりできるものです。
しかしそれぞれの機種にはシンプルでコスパの良いタイプから高機能なタイプ、パワーのあるタイプなど分かれているので、ご自身がどのように利用したいかなどよく考慮してから選びましょう。
ちなみにこちらではあえてランキング形式ではご紹介していません。それはそれぞれの方のオーディオシステムに合うプリメインアンプは、それぞれの方によって違ってくると思われるからです。ただなにも無いのも選びようがないので、最新の人気売れ筋ランキングや口コミなど参考にしてください。
ほしい機能は
それぞれの方によってほしい機能に違いがあると思います。CDプレーヤーまたはレコードプレーヤーなどの音楽を楽しみたいのか、それともPCなどに保存したハイレゾを楽しみたい、スマホとBluetoothでつないで楽しみたいなど違いがあることでしょう。
CDまたはアナログレコードのみの接続でコスパの良い機種
CDまたはアナログレコードのみを楽しめるコスパの良い機種がほしい場合は、各メーカーでエントリーモデルとして販売している機種が多く見受けられます。ただエントリーモデルといっても、回路構成をシンプルなものにするなど価格の割には良い音がする機種もあるものです。もちろん購入する金額に余裕がある場合は、高機能なタイプでパワーのある機種を検討するのも良いでしょう。ちなみにアナログレコードを楽しみたい場合は、Phono端子が付いているか確認しましょう。
パソコンなどに保存した音源を再生したい
パソコンなどに保存したハイレゾなどのデジタル音源を再生したい場合は、DACを搭載しているプリメインアンプから検討してみてください。このDACを搭載している機種であれば、デジタル信号をアナログ信号に変換してくれるものです。ただしパソコンなどとUSBで接続したい場合は、そのUSBで接続できるかなどチェックしましょう。
スマホや携帯音楽プレーヤーの音楽を楽しみたい
スマホや携帯音楽プレーヤーの音楽を楽しみたい場合は、Bluetoothに対応した機種があります。もちろんネットワークオーディオプレーヤーやBluetoothレシーバーなどと接続して楽しむ方法も考えられますが、Bluetooth対応の機種を検討しても良いと思います。ただBluetooth対応の機種は少ないようですし、状況によってはネットワークオーディオプレーヤーなどと接続したほうが良いかもしれません。
デスクトップか広いお部屋か
デスクトップにプリメインアンプやスピーカーなど置いて近くで聴くのか、それとも広いお部屋で楽しむのかによっても選ぶ機種は違ってくるでしょう。デスクトップに置いて聴く場合はスピーカーから近い場所で聴くので、プリメインアンプはコンパクトで出力が小さい機種でも大丈夫でしょう。ただ広いお部屋で聴くような場合には、出力が大き目でパワーのあるプリメインアンプを検討してみることをおすすめします。
プリメインアンプ
デノン PMA-600NE
デノン(DENON)PMA-600NEはこのメーカーで、エントリーモデルのプリメインアンプです。そしてエントリーモデルでありながら、ハイレゾ対応DACを搭載して、Bluetooth対応でスマホの音楽もワイヤレスで楽しめます。アンプの定格出力もエントリークラスとしては45W×2ch(8Ω)、70W×2ch(4Ω)とパワーがあって、回路の全体もシンプルでストレート化した機種となっています。
PMA-600NE 販売価格:35,046円(2020年3月4日のAmazon最安値)
定格出力 | 45W/8Ω・70W/4Ω |
DAC | 〇 |
Bluetooth | 〇 |
ハイレゾ | 〇 |
幅x高さx奥行き | 434x122x307mm |
その他 | Phono入力・ヘッドホン出力あり 口コミ |
デノン PMA-800NE
デノン(DENON)PMA-800NEは繊細さと力強さを実現するために、シングルプッシュプル回路を採用したプリメインアンプです。またプリアンプで増幅は行わないで、1段構成のハイゲインアンプ構成と、信号経路を短くしています。アンプの定格出力は50W×2ch(8Ω)、100W×2ch(4Ω)となり、DACも搭載しています。
PMA-800NE 販売価格:53,460円(2020年3月4日のAmazon最安値)
定格出力 | 50W/8Ω・100W/4Ω |
DAC | 〇 |
Bluetooth | × |
ハイレゾ | 〇 |
幅x高さx奥行き | 434x122x307mm |
その他 | Phono入力・ヘッドホン出力あり 口コミ |
デノン PMA-1600NE
デノン(DENON)PMA-1600NEはハイレゾに対応した、ミドルクラスのプリメインアンプです。信号経路を短くするハイゲインアンプ・コンストラクションを採用し、USB-DACはDSD 11.2 MHzでPCM 384 kHz / 32bit対応となっています。またアナログ音声を再生するときはデジタルの入力回路を停止させ、アナログモードとして動作できるようになっています。
PMA-1600NE 販売価格:109,772円(2020年3月4日のAmazon最安値)
定格出力 | 70W/8Ω・140W/4Ω |
DAC | 〇 |
Bluetooth | × |
ハイレゾ | 〇 |
幅x高さx奥行き | 434x135x410mm |
その他 | Phono入力・ヘッドホン出力あり 口コミ |
デノン PMA-30
デノン(DENON)PMA-30は、スマホからワイヤレスで接続できるBluetooth機能を搭載して、そのペアリングは最大8台までOKのプリメインアンプです。Class Dアンプを搭載して定格出力は40W+40W(4Ω)となり、デジタル入力は出力までフルデジタルで処理できます。また横置きだけでなく縦置きでも、使えるようになっています。
PMA-30 販売価格:26,631円(2020年3月4日のAmazon最安値)
定格出力 | 20W/8Ω・40W/4Ω |
DAC | 〇 |
Bluetooth | 〇 |
ハイレゾ | 〇 |
幅x高さx奥行き | 200x86x258mm |
その他 | ヘッドホン出力あり 口コミ |
ヤマハ A-S801
ヤマハ(YAMAHA)A-S801はUSB DAC機能を搭載したハイレゾ対応のプリメインアンプです。トーンやラウドネスなどバイパスして音質を良くするピュアダイレクトスイッチ、そしてCDからの入力にはCDダイレクトアンプにより歪みやノイズを低減するようにしています。パワーアンプは定格出力が100W×2のパラレルプッシュプル構成となり、カラーはシルバーとブラックの2色展開です。
A-S801 販売価格:57,000円(2020年3月4日のAmazon最安値)
定格出力 | 100W/8Ω・120W/6Ω |
DAC | 〇 |
Bluetooth | × |
ハイレゾ | 〇 |
幅x高さx奥行き | 435x152x387mm |
その他 | Phono入力・ヘッドホン出力あり 口コミ |
ヤマハ A-S301
ヤマハ(YAMAHA)A-S301をA-S801と比較すると、こちらはパワーアンプが定格出力60W×2のシングルプッシュプル構成となります。そしてUSB端子はありませんが、ハイレゾには対応しています。カラーはシルバーとブラックの2色展開です。
A-S301 販売価格:20,355円(2020年3月4日のAmazon最安値)
定格出力 | 60W/8Ω・70W/6Ω |
DAC | 〇 |
Bluetooth | × |
ハイレゾ | 〇 |
幅x高さx奥行き | 435x151x387mm |
その他 | Phono入力・ヘッドホン出力あり 口コミ |
マランツ PM7000N
マランツ(marantz)PM7000Nは、ネットワーク再生やストリーミング再生が行えるプリメインアンプです。そのネットワーク再生はDSD 5.6 MHz、PCM 192 kHz / 24 bitまでのハイレゾ音源となり、ストリーミング再生ではHEOS内蔵によってSpotifyやAWAなど楽しめます。もちろんこのメーカーのHDAMや電流帰還型増幅回路など搭載し、定格出力は60W+60W(8Ω)となっています。
PM7000N 販売価格:103,554円(2020年3月4日のAmazon最安値)
定格出力 | 60W/8Ω・80W/4Ω |
DAC | 〇 |
Bluetooth | 〇 |
ハイレゾ | 〇 |
幅x高さx奥行き | 440x125x379mm |
その他 | Wi-Fi・AirPlay対応 口コミ |
マランツ PM-5005
マランツ(marantz)PM-5005はこのメーカーの上位機種に採用された、フルディスクリートのプリアンプを搭載したプリメインアンプです。定格出力は40W/8Ωとなり、マランツらしいシンメトリーデザインとなっています。
PM-5005 販売価格:20,565円(2020年3月4日のAmazon最安値)
定格出力 | 40W/8Ω・55W/4Ω |
DAC | × |
Bluetooth | × |
ハイレゾ | × |
幅x高さx奥行き | 440x105x370mm |
その他 | Phono入力・ヘッドホン出力あり 口コミ |
ティアック A-R630MKII
ティアック(TEAC)A-R630MKIIはマイクミキシング機能があるので、カラオケの練習も行えるプリメインアンプです。価格はエントリーモデルの入門機としてのアンプですが、アナログレコードプレーヤーの接続も行えます。
A-R630MKII 販売価格:19,579円(2020年3月4日のAmazon最安値)
定格出力 | 60W/8Ω・90W/4Ω |
DAC | × |
Bluetooth | × |
ハイレゾ | × |
幅x高さx奥行き | 435x142x355mm |
その他 | マイクミキシング機能搭載 口コミ |
ティアック AI-301DA-SP
ティアック(TEAC)AI-301DA-SPはBluetoothやハイレゾに対応した、DAC搭載のプリメインアンプです。そしてaptXコーデックによるワイヤレス再生が行え、ハイレゾが楽しめるようDSD 5.6MHzやPCM 192kHz/32bitとPCからのUSB入力にも対応しています。またS/PDIF入力は同軸デジタル入力が192kHz/24bitまでとなり、光デジタル入力は96kHz/24bitまでとなっています。カラーはブラックとシルバーの2色展開です。
AI-301DA-SP 販売価格:32,548円(2020年3月4日のAmazon最安値)
定格出力 | 15W/8Ω・28W/4Ω |
DAC | 〇 |
Bluetooth | 〇 |
ハイレゾ | 〇 |
幅x高さx奥行き | 215x61x254mm |
その他 | USB入力対応 口コミ |
ソニー STR-DH190
ソニー STR-DH190はBluetoothに対応し、フォノ入力も行えるステレオアンプです。なのでスマホの音楽やアナログレコード(MMカートリッジ対応)を聴いたりすることができます。さらにワイドFMチューナーを内蔵して、そのFMは30局のプリセットが行えます。
STR-DH190 販売価格:16,228円(2020年3月4日のAmazon最安値)
定格出力 | - |
DAC | × |
Bluetooth | 〇 |
ハイレゾ | × |
幅x高さx奥行き | 430x133x284mm |
その他 | FM・ワイドFM対応 口コミ |
FX-AUDIO- YD-202J
FX-AUDIO- YD-202JはヤマハのYDA138デジタルアンプICを、デュアルモノラル構成で搭載したプリメインアンプです。入力はRCAや3.5mmなどのアナログ、そしてUSBと入力端子は3系統となります。またトーンコントロールやラウドネスなどの機能を搭載し、カラーはブラックとシルバーの2色展開です。
YD-202J 販売価格:6,480円(2020年3月4日のAmazon最安値)
定格出力 | - |
DAC | 〇 |
Bluetooth | × |
ハイレゾ | × |
幅x高さx奥行き | 117×35×100mm |
その他 | 口コミ |
Cambridge Audio TOPAZ AM5
Cambridge Audio(ケンブリッジオーディオ)TOPAZ AM5は、英国のオーディオブランドによるプリメインアンプです。前面に3.5mmの入力端子があり、スマホと接続して音楽を楽しむこともできます。また背面の入力ジャックは4系統となり、VGP2018の金賞となったアンプです。
TOPAZ AM5 販売価格:19,531円(2020年3月4日のAmazon最安値)
定格出力 | 25W/8Ω |
DAC | × |
Bluetooth | × |
ハイレゾ | × |
幅x高さx奥行き | 430x80x340mm |
その他 | トーンコントロール搭載 口コミ |
最新の人気売れ筋ランキングを参考にする
今現在どのメーカーのどの機器が人気で売れているかを、ランキングで売れ筋機器をチェックして参考にすることも出来ます(プリメインアンプ以外の機種も掲載されてます)。
あとがき
プリメインアンプでデノンやヤマハなどは、日本のオーディオメーカーとして老舗的存在で、以前から良い製品を販売していました。デノンは以前デンオンと言われ、CDプレーヤーなどで良い製品を作っていたものです。またティアックは日本の音響機器の老舗メーカーですが、以前はオープンリールテープレコーダやカセットレコーダーなどで有名でした。そのようなデノンやティアックなどのメーカーも、プリメインアンプで良い製品を作るようになりました。
ただ良い製品を作っていたケンウッドの機種が、通販サイトのランキングであまり見なくなったことが残念です。というかケンウッドでプリメインアンプを、あまり作らなくなってしまったようなので仕方ないことだと思います。このようになってしまったのも、オーディオが以前のように売れなくなってしまったので、いろいろ変わってしまったのでしょう。
さてそれぞれの機種には特長があるので、ご自身の好みや予算などによって購入するプリメインアンプを選ぶことをおすすめします。そしてその選んだ機種が良い製品であるかなど、通販サイトの口コミの評判をよく参考にして選ぶことをおすすめしたいと...
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