【2020年3月4日更新】
テレビ画面で映画やコンサート映像を観るときには、迫力や臨場感のある音で楽しみたいですよね!
そこで迫力や臨場感のある音が聴ける、AVアンプ・AVレシーバーを15機種選んでご紹介しています。
ぜひあなたのお家のリビングで楽しめる、AVアンプ・AVレシーバーを選んでくださいね...
AVアンプ・AVレシーバーの選び方
AVアンプ・AVレシーバーには価格が数万程度のエントリークラスから、数十万するハイエンドの機種まであるものです。また機能やパワーもそれぞれの機種によって変わってくるものです。なのでご自宅のお部屋に合った機種を選ぶときは、じっくりと選ばれるのが良いかもしれません。
ちなみにこちらではあえてランキング形式ではご紹介していません。それはそれぞれの方のリビングに合うAVアンプ・AVレシーバーは、それぞれのリビングによって違ってくると思われるからです。ただなにも無いのも選びようがないので、最新の人気売れ筋ランキングや口コミなど参考にしてください。
チャンネル数
チャンネル数とはスピーカー1本が1チャンネルでサブウーハーが0.1チャンネルとなります。なので5.1chならスピーカーが5本でサブウーハーが1本と言うことになります。そしてそのチャンネル数はミドルクスからハイエンドクラスになっていくほど多くなり、7.1chや9.2chとなるとつなげられるスピーカーの数も増えていきます。例えば7.1chのAVアンプでも5.1chで鳴らしたり、2本でステレオとして聴くこともできます。
対応フォーマット
Dolby Digital
Dolby Digitalは音声を圧縮して再生するドルビーラボラトリーズ社の方式で、5.1chに対応するDolby Digitalや、ブルーレイ(192kHz/24bit)の7.1chに対応するDolby TrueHDなどいろいろとあるものです。最新のDolby Atmosでは5.1chや7.1chに天井のスピーカーを加えた5.1.2chや7.1.2chなどに対応しています。
DTS
DTSは音声を圧縮して再生するDTS社の方式で、5.1chに対応するDTSデジタルサラウンドや、ブルーレイ(192kHz/24bit)の7.1chに対応するDTS-HD Master Audioなどいろいろとあるものです。最新のDTS:Xでは柔軟なスピーカー配置に対応しています。
映像伝送
HDCP2.2
HDCPはHDMIなどで映像伝送(パススルー)を行うときの著作権保護規格です。そしてHDCP2.2は最新のバージョンとなります。
HDR
HDRとはHigh Dynamic Rangeの略になり、映像の明るさ(輝度)を拡大するものなのでUltra HDブルーレイや4Kビデオオンデマンドなど、高輝度な映像を楽しめます。
テレビラックに収まる小型AVアンプがほしい場合
テレビラックに収まる小型のAVアンプがほしい場合はヤマハ RX-S602やオンキョーTX-L50、パイオニア VSX-S520、マランツ NR-1710などから検討するのが良いでしょう。特にオンキョーTX-L50やパイオニア VSX-S520は高さが7cmしかありません。ただそれぞれの機種によってチャンネル数に違いがあったり、HDRに対応してる場合としていない場合があるので、ご自身の利用の仕方によって選ぶのが良いでしょう。
後方にスピーカーを設置できない場合
お部屋で後方にスピーカーを設置できない場合で、フロントに設置したスピーカーのみで楽しみたい場合は、バーチャルサラウンド技術を搭載した機種を選ぶのが良いでしょう。例えばヤマハのシネマDSPのバーチャル・シネマフロントでは、リアのサラウンドスピーカーをフロントのメインスピーカーと一緒に並べて設置し、バーチャルで5.1chのサラウンド再生を楽しむものです。
またオンキョーのシアターディメンショナルでは、2台のフロントスピーカーで臨場感を感じるようにしています。もちろん後方にスピーカーを設置したほうが臨場感はあるのでしょうが、後方のスピーカーをすぐに設置できない場合などには、まずはこのような方法で楽しむのも良いかもしれません。
ネット経由で音楽再生を楽しみたい
ネット経由で音楽再生を楽しみたい場合は、Bluetoothなど搭載していれば楽しめるでしょう。このBluetoothは多くの機種に搭載されてるので、スマホ内の音源も楽しめます。またWi-Fiを内蔵している機種であれば、家のネットワークへ無線LANで接続して、インターネットラジオなど楽しめるでしょう。
AVアンプ・AVレシーバー
ヤマハ RX-S602
ヤマハ RX-S602は小型で高さが11.1cmと薄型になったAVアンプなので、ローボードのテレビラックなどにも置きやすくなっています。HDRやBT.2020、HDCP2.2、4K/60pパススルー、4Kアップスケーリングなどに対応し、音に迫力を与えるシネマDSP(3Dモード)を5.1chで行うVPS機能を搭載しています。またWi-FiやBluetoothに対応してハイレゾ音源再生機能も搭載し、カラーはブラックやチタンと2色展開しています。
RX-S602 販売価格:49,244円(2020年3月4日のAmazon最安値)
チャンネル | 5.1ch |
Dolby Atmos | × |
DTS:X | × |
HDR | 〇 |
幅x高さx奥行き | 435x111x328mm |
その他 | Wi-Fi・Bluetooth対応 口コミ |
ヤマハ RX-V385
ヤマハ RX-V385はHDRやBT.2020映像伝送、4K/60pのパススルー、4Kアップスケーリングに対応したエントリーモデルのAVアンプです。後ろにスピーカーを置けない場合でも5.1chスピーカーをフロント側に置くバーチャルシネマフロント、そして2.0ch〜3.1chスピーカーではバーチャルシネマDSPを搭載しています。またBluetooth対応のスマホなどからも圧縮音声を補正するミュージックエンハンサーが併用でき、視聴環境最適化システムのYPAOによって各スピーカーからの音響特性を計測し補正します。
RX-V385 販売価格:34,920円(2020年3月4日のAmazon最安値)
チャンネル | 5.1ch |
Dolby Atmos | × |
DTS:X | × |
HDR | 〇 |
幅x高さx奥行き | 435x161x315mm |
その他 | Bluetooth対応 口コミ |
ヤマハ RX-V583
ヤマハ RX-V583は7.1chでハイレゾやWi-Fiに対応した、ネットワークAVレシーバーです。そしてDolby AtmosやDTS:Xに対応したデコーダーを搭載し、出力も115Wとなっています。もちろんHDRの映像伝送に対応して、Bluetooth内蔵によりスマホなどの音楽も楽しめます。ちなみにRX-V583の後継機種のRX-V585も販売されてます。
RX-V583 販売価格:37,800円(2020年3月4日のAmazon最安値)
チャンネル | 7.1ch |
Dolby Atmos | 〇 |
DTS:X | 〇 |
HDR | 〇 |
幅x高さx奥行き | 435x161x327mm |
その他 | Wi-Fi・Bluetooth対応 口コミ |
ヤマハ RX-A1080
ヤマハ RX-A1080はSURROUND:AIにより、どのようなシーンか自動で分析して、最適な音場効果にするAVレシーバーです。またDolby AtmosとDTS:Xに対応し、視聴環境を改善するようにする、YPAOを装備しています。さらに静寂な空間と小さな音の再現のためにD/Aコンバーター部にESS社製のES9007Sを搭載し、ネットワークではWi-FiやBluetoothに対応しています。
RX-A1080 販売価格:98,600円(2020年3月4日のAmazon最安値)
チャンネル | 7.1ch |
Dolby Atmos | 〇 |
DTS:X | 〇 |
HDR | 〇 |
幅x高さx奥行き | 435x182x439mm |
その他 | SURROUND:AI搭載 口コミ |
オンキョー TX-L50
オンキョー(ONKYO)TX-L50はテレビ台にも入れられるよう、高さが7cmと薄くなった小型の5.1chネットワークAVレシーバーです。高効率のClass Dアンプを搭載して出力は80Wとなり、HDRのパススルーが行えHDCP2.2に対応しています。またDolby AtmosやDTS:Xなどはアップデート対応となり、スマホのアプリでOnkyo Controllerにより操作できてハイレゾにも対応しています。
TX-L50 販売価格:45,700円(2020年3月4日のAmazon最安値)
チャンネル | 5.1ch |
Dolby Atmos | 〇(アップデート対応) |
DTS:X | 〇(アップデート対応) |
HDR | 〇 |
幅x高さx奥行き | 435x70x325.5mm |
その他 | Wi-Fi・Bluetooth対応 口コミ |
オンキョー TX-NR696
オンキョー(ONKYO)TX-NR696はTHX Certified Selectを取得した、7.2chのAVレシーバーです。もちろんDolby AtmosとDTS:Xに対応し、スピーカードライブはDynamic Audio Amplificationに基づいてノイズ対策など行っています。またiPhoneやiPadなどの音楽が楽しめるようAirPlay 2に対応し、SpotifyはSpotify Connectで楽しめます。
TX-NR696 販売価格:99,980円(2020年3月4日のAmazon最安値)
チャンネル | 7.2ch |
Dolby Atmos | 〇 |
DTS:X | 〇 |
HDR | 〇 |
幅x高さx奥行き | 435x173.5x379.5mm |
その他 | Wi-Fi・Bluetooth対応 口コミ |
デノン AVR-X550BT
デノン(DENON)AVR-X550BTはエントリークラスで、5.2chのAVレシーバーです。Dolby TrueHDとDTS-HDに対応し、5chのディスクリートパワーアンプは最大出力が140Wとなります。もちろんBluetoothに対応して、USBメモリーの音楽ファイルを楽しめるよう、フロントパネルにUSB入力があります。
AVR-X550BT 販売価格:24,700円(2020年3月4日のAmazon最安値)
チャンネル | 5.2ch |
Dolby Atmos | × |
DTS:X | × |
HDR | 〇 |
幅x高さx奥行き | 434x151x319mm |
その他 | Bluetooth対応 口コミ |
デノン AVR-X1600H
デノン(DENON)AVR-X1600Hは、Dolby Atmos Height VirtualizerやeARCなど搭載した、7.2chのAVレシーバーです。その7chのディスクリートパワーアンプの出力は最大175Wで、大容量の10,000uFカスタムコンデンサーによって余裕の電源供給を行います。またHEOS機能を搭載してストリーミングやネットラジオ、AirPlay 2、Bluetooth機器などいろいろな音楽を再生できます。そしてHDMIの入出力は60pやBT.2020、HDR10など4K Ultra HDパススルーに対応しています。
AVR-X1600H 販売価格:44,921円(2020年3月4日のAmazon最安値)
チャンネル | 7.2ch |
Dolby Atmos | 〇 |
DTS:X | 〇 |
HDR | 〇 |
幅x高さx奥行き | 434x151x339mm |
その他 | Wi-Fi・Bluetooth対応 口コミ |
デノン AVR-X2600H
デノン(DENON)AVR-X2600Hはミドルクラスで、7.2chのAVレシーバーです。7chのディスクリート・パワーアンプの最大出力が185Wとなり、上位モデルのパーツであるデュアルトランジスタを採用しています。またHDMIの入力が8系統となり、出力も2つとなっています。
AVR-X2600H 販売価格:65,114円(2020年3月4日のAmazon最安値)
チャンネル | 7.2ch |
Dolby Atmos | 〇 |
DTS:X | 〇 |
HDR | 〇 |
幅x高さx奥行き | 434x167x341mm |
その他 | Wi-Fi・Bluetooth対応 口コミ |
デノン AVR-X4500H
デノン(DENON)AVR-X4500HはAuro-3Dに対応した、9.2chのAVレシーバーです。9chのディスクリートパワーアンプは最大出力が235Wとなり、放熱を効率的に行ったり不要振動を抑制したりしています。もちろんDolby AtmosやDTS:Xに対応し、HDCP 2.2やBT.2020、HDR10など4K Ultra HDパススルーに対応してます。またHEOS搭載なので、SpotifyやAWAなど楽しむこともできます。
AVR-X4500H 販売価格:143,343円(2020年3月4日のAmazon最安値)
チャンネル | 9.2ch |
Dolby Atmos | 〇 |
DTS:X | 〇 |
HDR | 〇 |
幅x高さx奥行き | 434x167x389mm |
その他 | Wi-Fi・Bluetooth対応 口コミ |
パイオニア VSX-S520
パイオニア VSX-S520はオンキョーのTX-L50と同じように、高さ7cmと薄型で5.1chのAVアンプです。オンキョーのTX-L50はパイオニアのOEM製品なのでVSX-S520とTX-L50の両機は姉妹機と言うことになるでしょう。なので共通している所は多いのですが、デザインなど違いがあるようです。
VSX-S520 販売価格:49,911円(2020年3月4日のAmazon最安値)
チャンネル | 5.1ch |
Dolby Atmos | 〇(アップデート対応) |
DTS:X | 〇(アップデート対応) |
HDR | 〇 |
幅x高さx奥行き | 435x70x325mm |
その他 | Wi-Fi・Bluetooth対応 口コミ |
パイオニア VSX-834
パイオニア VSX-834はDolby AtmosやDTS:Xに対応し、高さ148mmとスリムなエントリーモデルです。7.1chや5.1chだけでなく「5.1.2」や「3.1.2」とイマーシブサラウンドにも構築でき、DTS:Xで2.1chを仮想的に「5.1.2」に拡張するDTS Virtual:Xも搭載しています。
VSX-834 販売価格:38,299円(2020年3月4日のAmazon最安値)
チャンネル | 7.1ch |
Dolby Atmos | 〇 |
DTS:X | 〇 |
HDR | 〇 |
幅x高さx奥行き | 435x148x321mm |
その他 | Bluetooth対応 口コミ |
マランツ NR1710
マランツ(marantz)NR-1710はDolby Atmos Height Virtualizer(ファームウェア・アップデートの対応予定)や、eARCなどに対応した薄型のAVレシーバーです。またBluetoothのヘッドホンへ送信する機能(ファームウェア・アップデートの対応予定)にも対応し、薄型の本体でありながら実用最大出力は100Wとなっています。またHDMI入力は8系統となって、設定も楽に行えるようセットアップアシスタントを搭載しています。
NR-1710 販売価格:62,242円(2020年3月4日のAmazon最安値)
チャンネル | 7.1ch |
Dolby Atmos | 〇 |
DTS:X | 〇 |
HDR | 〇 |
幅x高さx奥行き | 440x105x378mm |
その他 | Wi-Fi・Bluetooth対応 口コミ |
ソニー STR-DH590
ソニー(SONY)STR-DH590は5.1chでエントリークラスの、マルチチャンネルインテグレートAVアンプです。フロントのスピーカーだけでサラウンドを仮想で再現するS-Force PROフロントサラウンドを搭載し、自動音場補正機能のD.C.A.C.も搭載しています。
STR-DH590 販売価格:29,191円(2020年3月4日のAmazon最安値)
チャンネル | 5.1ch |
Dolby Atmos | × |
DTS:X | × |
HDR | 〇 |
幅x高さx奥行き | 430x133x297mm |
その他 | Bluetooth対応 口コミ |
ソニー STR-DN1080
ソニー(SONY)STR-DN1080はDolby AtmosやDTS:Xに対応した7.1chのAVアンプです。自動音場補正技術のD.C.A.C. EXによってお部屋の音響特性を測定し、周波数の特性を補正しA.P.M.やスピーカーリロケーション、ファントム・サラウンドバックなどでさらに理想的な環境に構築します。
STR-DN1080 販売価格:59,000円(2020年3月4日のAmazon最安値)
チャンネル | 7.1ch |
Dolby Atmos | 〇 |
DTS:X | 〇 |
HDR | 〇 |
幅x高さx奥行き | 430x156x331mm |
その他 | Wi-Fi・Bluetooth対応 口コミ |
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あとがき
自宅のお部屋でテレビ画面を見ながら、良い音響環境にて映画やスポーツなど楽しみたい場合は、ホームシアターのシステムで楽しむのも良いでしょう。またネット経由で音楽を楽しむのも良いと思います。そんなAVアンプ・AVレシーバーを選ぶときは、当ブログを参考にしていただきご自宅のお部屋に合った良い機種を選んでいただければ幸いに思います。
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