【2020年11月22日更新】
石油ストーブのおすすめ人気機種の比較17選【2020】では、コスパで価格の安い小型の反射型タイプからおしゃれな対流型タイプの石油ストーブまで、人気のおすすめ機種を比較してご紹介しています。
石油ストーブは灯油を燃焼させてお部屋を暖める暖房器具です。それもファンを使わないので、自然の空気の流れによってお部屋を暖めます。そのためコンセントから電気を取る必要がないので、停電した時や災害などおきた時にも役立つ暖房器具でしょう。そんな人気の売れ筋石油ストーブを、このページではピックアップしてご紹介しています。
石油ストーブの選び方
石油ストーブのタイプは大きく分けると対流型と反射型に分かれます。そして対流型にはキャンプなど、アウトドアで使えるランタン調の機種など販売されてます。またこの対流型はコードで電源につなぐ必要はないので、お部屋だけでなくベランダやガレージなど広く使うことも考えられます。たいして反射型は移動することに向く機種は少ないのですが、ストーブを部屋の隅に置いて広く部屋を使いたい方に向いているでしょう。
石油ストーブのタイプや機能
対流型
対流型(対流式)はストーブの中心に燃焼筒があり、その燃焼筒内で炎が燃えることによる熱でお部屋を暖めます。燃焼筒が中心にあるので360°の全方向に熱が放射しますが、熱が360°に広がるということで設置する場所は、なるべく部屋の中心に近い場所に置いた方が効率は良くなります。
反射型
反射型(反射式)の石油ストーブは、燃焼筒の奥に反射板が付いているので、ストーブの正面を暖めるタイプの暖房器具です。もちろんストーブの正面を暖めるだけでなく、少し時間がかかるかもしれませんが対流した空気によってお部屋全体も暖めます。このタイプはお部屋の隅に置くことができるので、そのお部屋を広く使うことが出来るでしょう。
使うお部屋のタイプや広さ
石油ストーブの多くの機種では細かい温度設定など行えないので、設置したいお部屋の広さに合わせた機種を選ぶことが重要になるでしょう。設置するお部屋より広い目安の石油ストーブを設置してしまうと、部屋が暑くなりすぎるかもしれませんし、その後の火力調節が面倒になってしまうかもしれません。逆におしゃれなデザインが気に入ったからと、設置する部屋より狭い目安の機種を購入してしまった場合は、その部屋がなかなか温まらないかもしれません。
消臭機能
石油ストーブは灯油を燃やすので臭いが気になるかもしれませんが、各メーカーではその臭い対策を行っている機種を販売しています。例えばトヨトミのKR-47AやRC-S280などでは燃焼部が上下2段の構造で、その上段では高温によってニオイを燃やすようになっています。また消火するときもゆっくり消火して未燃ガスを燃やし切り、ニオイがなるべく出ないようにしています。もちろん他のメーカーでもニオイがあまり出ないように工夫してある機種を販売しています。
遠赤外線
トヨトミやコロナなど一部の機種では遠赤外線を出している機種があります。この遠赤外線が出る石油ストーブなら、じんわりと温まることが出来ることでしょう。
対震自動消火装置
大きな地震がきてしまったり、ストーブにぶつかって倒してしまったりしたら、火事になってしまうかもしれません。そのためトヨトミやコロナなど人気メーカーでは、安全に石油ストーブを使うために対震自動消火装置を搭載していますが、今一度その対震自動消火装置を搭載しているか確認することをおすすめします。
デザイン
対流型石油ストーブにはおしゃれなデザインのストーブが販売されてます。特にトヨトミではランタン調やアンティークな雰囲気の機種、アラジンでは昔からのレトロな雰囲気の石油ストーブを販売しています。
対流型石油ストーブ
トヨトミ KS-67H
トヨトミ KS-67Hはスタンダードなタイプで、コンクリートなら24畳で木造なら17畳が目安の対流型石油ストーブです。点火はつまみを回すだけの電子点火となり、遠赤外線によってじんわりとお部屋を暖めます。芯が減ってしまって火力が弱くなってもその芯を3段階で上げることにより火力を回復することができ、消火するときは臭いがあまり出ないようにゆっくりと消火するニオイセーブ消火となっています。また対震自動消火装置搭載で、転倒しても油がこぼれにくくなっている2重タンク構造です。
KS-67H 販売価格:23,241円(2020年11月22日のAmazon価格)
トヨトミ ダブルクリーン KR-47A
トヨトミ ダブルクリーン KR-47AをKS-67Hと比較すると、こちらはちょっとレトロなデザインの対流型ダブルクリーンストーブです。暖める目安はコンクリートは17畳で木造は12畳となり、燃焼部の上段の白光炎式では高温によってニオイを燃やし、下段は遠赤外線によってお部屋を暖めます。ニオイセーブ消火やでるでる芯、対震自動消火装置、2重タンク構造などを搭載してることはKS-67Hと違いはありません。
KR-47A 販売価格:38,500円(2020年11月22日のAmazon価格)
トヨトミ レインボー RB-250
トヨトミ レインボー RB-250は特殊ガラスのコーティングによって、7色のやさしい炎が輝く対流型石油ストーブです。暖める目安はコンクリートが9畳で木造が7畳となり、ニオイセーブ消火や対震自動消火装置、電子点火などの機能を搭載し、タンクは転倒してもこぼれにくい2重構造となっています。ちなみに七色の炎はだいたい40Wの明るさとなって、カラーはホワイトとファインピンクの2色展開です。
RB-250 販売価格:20,900円(2020年11月22日のAmazon価格)
トヨトミ レインボー RL-250
トヨトミ レインボー RL-250をRB-250と比較すると、こちらはランタン調のおしゃれなデザインの石油ストーブです。ランタン調なので足元を照らしてくれ、RB-250と同じように炎の明るさはおよそ40Wとなるので、キャンプに持っていっても良いかもいしれません。その他のスペックなどはあまり違いがなく、カラーはダークグリーンとレッドの2色展開です。
RL-250 販売価格:27,564円(2020年11月22日のAmazon価格)
トヨトミ クラシック CL-250
トヨトミ クラシック CL-250はちょっと懐かしいような、そしてアンティークのような雰囲気のおしゃれで可愛い石油ストーブです。7色に光る炎でお部屋を暖め、洋室や和室の両方で使えるようなデザインになっています。ちなみにスペックはRB-250やRL-250とあまり違いはありません。
CL-250 販売価格:36,100円(2020年11月22日のAmazon価格)
コロナ SL-5120 / SL-6620
コロナ SL-5120 / SL-6620は2020年モデルで、遠赤外線炎筒によってお部屋を暖める対流型石油ストーブです。お部屋を暖める目安はSL-5120は13畳(木造)~18畳(コンクリート)で、SL-6620は17畳(木造)~23畳(コンクリート)となっています。対震自動消火装置搭載で、グッドデザインを受賞したおしゃれな製品です。
SL-5120 販売価格:16,300円(2020年11月22日のAmazon価格)
SL-6620 販売価格:16,900円(2020年11月22日のAmazon価格)
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アラジン ブルーフレームヒーター BF3911
アラジン(Aladdin)ブルーフレームヒーター BF3911は、1930年代初めに登場してから少しずつ改良しながら販売を続けている、レトロでおしゃれな対流型石油ストーブです。ブルーフレームヒーターの青い炎は燃焼の状態が良いものですし、未燃焼ガスによるニオイが発生しにくいようになっています。また対震自動消火装置を搭載し、排ガス浄化触媒で一酸化炭素や炭化水素を低減させるようにしています。カラーはホワイトとアラジンらしいグリーンの2色展開です。
BF3911 販売価格:45,000円(2020年11月22日のAmazon価格)
アラジン ブルーフレームヒーター BF3912
アラジン(Aladdin)ブルーフレームヒーター BF3912をBF3911と比較すると、こちらはカラーがブラックメタリックとなり、デザインも少し違っています。しかし基本的なスペックの違いはなく、ブルーの炎が楽しめる暖房機器となっています。
BF3912 販売価格:61,800円(2020年11月22日のAmazon価格)
対流型石油ストーブ比較一覧
暖房出力 | コンクリート | 木造 | 遠赤外線 | 重さ | 販売価格 | |
---|---|---|---|---|---|---|
トヨトミKS-67H | 6.66kW | 24畳 | 17畳 | ○ | 11kg | 23,241円 |
トヨトミKR-47A | 4.7kW | 17畳 | 12畳 | ○ | 12kg | 38,500円 |
トヨトミRB-250 | 2.5kW | 9畳 | 7畳 | 6.2kg | 20,900円 | |
トヨトミRL-250 | 2.5kW | 9畳 | 7畳 | 6.2kg | 27,564円 | |
トヨトミCL-250 | 2.5kW | 9畳 | 7畳 | 6.2kg | 36,100円 | |
コロナSL-5120 | 5.14kW | 18畳 | 13畳 | ○ | 9.9kg | 16,300円 |
コロナSL-6620 | 6.59kW | 23畳 | 17畳 | ○ | 11.2kg | 16,900円 |
アラジンBF3911 | 2.68kW | 10畳 | 7畳 | 8.5kg | 45,000円 | |
アラジンBF3912 | 2.68kW | 10畳 | 7畳 | 8.8kg | 61,800円 |
※ 販売価格は2020年11月22日のAmazon価格です。各機能などの詳細は販売サイトやメーカーサイトなどでご確認ください。
反射型石油ストーブ
トヨトミ RS-H290
トヨトミ RS-H290は、小型だけどパワーのある反射型石油ストーブです。その目安はコンクリートなら10畳で木造なら8畳までとなり、持ち運びが楽なようにキャリングハンドルが付いています。また燃焼筒の上に付いている消臭リングが臭いを抑制し、消す時もゆっくり消して臭いが出にくいようにしています。さらにタンクの口金の締め忘れやゆるい場合、タンクを倒してしまった時などはこぼれにくくなるようにしています。
RS-H290 販売価格:17,500円(2020年11月22日のAmazon価格)
トヨトミ RSV-230
トヨトミ RSV-230をRS-H290と比較すると、こちらは畳数のめやすがコンクリートなら8畳で木造なら6畳までとなる石油ストーブです。またRS-H290と同じように消臭リングやニオイセーブ消火、こぼれま栓、電子点火などの機能を搭載しています。ただこちらは据え置き型なので、RS-H290のようなキャリングハンドルが付いていないので、移動に向かないという違いがあります。
RSV-230 販売価格:8,900円(2020年11月22日のAmazon価格)
トヨトミ RS-W290
トヨトミ RS-W290をRS-H290やRSV-230と比較すると、こちらは縦型ではなく横型になった石油ストーブです。畳数のめやすはコンクリートなら11畳で木造なら8畳までとなり、ニオイセーブ消火やでるでる芯、こぼれま栓などの機能を搭載しています。
RS-W290 販売価格:10,800円(2020年11月22日のAmazon価格)
トヨトミ RC-S280
トヨトミ RC-S280は燃焼部がダブルクリーンとなって、上段の白光炎式では高温によってニオイを燃やし、下段の赤熱式では赤外線を発生してお部屋を暖める石油ストーブです。もちろんほかのトヨトミ石油ストーブと同じように、ニオイセーブ消火やでるでる芯、対震自動消火装置、こぼれま栓など搭載しています。ちなみにお部屋を暖める目安はコンクリートで10畳、木造で7畳までとなります。
RC-S280 販売価格:19,200円(2020年11月22日のAmazon価格)
トヨトミ RC-W360
トヨトミ RC-W360をRC-S280と比較すると、こちらはサイズが少し大きくなり、暖めるお部屋の目安も少し広がります。コンクリートは13畳で木造は10畳までとなり、RC-S280と同じようにダブルクリーンでニオイを低減したり、低燃料消費運転が行えます。またRC-S280と同じようにニオイセーブ消火やでるでる芯、こぼれま栓など搭載している所も違いがありません。
RC-W360 販売価格:20,500円(2020年11月22日のAmazon価格)
トヨトミ RS-G240 / RS-G300
トヨトミ RS-G240 / RS-G300は電池レスなので、乾電池やライターがなくてもレバーを1~2回まわせば点火できる石油ストーブです。消臭リングやニオイセーブ消火機能など搭載し、畳数の目安はRS-G240がコンクリート9畳で木造は6畳、RS-G300はコンクリートが11畳で木造が8畳までとなります。
RS-G240 販売価格:12,464円(2020年11月22日のAmazon価格)
RS-G300 販売価格:16,988円(2020年11月22日のAmazon価格)
コロナ RX-2220Y / RX-2920WY
コロナ RX-2220Y / RX-2920WYは2020年モデルの反射型石油ストーブで、電源(100V)が不要な暖房機となり停電や災害などの時にも使うことができます。給油の時は「よごれま栓」で手が汚れないように給油が行え、火力調節は「ポジションマーク」によって調節位置が分かりやすくなっています。また給油時自動消火装置や対震自動消火装置など搭載して、RX-2220Y にはカラーがブラウンとダークグレーの2色展開しています。
RX-2220Y 販売価格:7,580円(2020年11月22日のAmazon価格)
RX-2920WY 販売価格:9,980円(2020年11月22日のAmazon価格)
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コロナ SX-2420Y / SX-2820Y
コロナ SX-2420Y / SX-2820YをRX-2220Y / RX-2920WYと比較すると、こちらには燃焼リング付バーナが付いています。これは燃焼を効率よくさせるもので、またCOの発生を抑制するものです。その他の給油時自動消火装置や対震自動消火装置などは、RXシリーズと同じように搭載しています。
SX-2420Y 販売価格:12,479円(2020年11月22日のAmazon価格)
SX-2820Y 販売価格:13,197円(2020年11月22日のAmazon価格)
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コロナ SX-E2920Y / SX-E3520WY
コロナ SX-E2920Y / SX-E3520WYをSX-2420Y / SX-2820Yと比較すると、こちらは燃焼リング付バーナは付いていませんが、遠赤ブレードが付いてトリプル消臭となっています。そのトリプル消臭は触媒でもう一度燃やす「触媒燃焼においとり」や、ゆっくり消火してニオイをなるべく出さないようにする「ニオイカット消火」、燃焼リングでその燃焼を良くしてニオイを抑制する「クリーン燃焼」となっています。またよごれま栓やポジションマーク、対震自動消火装置などは他のSXシリーズと同じように搭載しています。
SX-E2920Y 販売価格:17,972円(2020年11月22日のAmazon価格)
SX-E3520WY 販売価格:18,758円(2020年11月22日のAmazon価格)
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反射型石油ストーブ比較一覧
暖房出力 | コンクリート | 木造 | 遠赤外線 | 重さ | 販売価格 | |
---|---|---|---|---|---|---|
トヨトミRS-H290 | 2.87kW | 10畳 | 8畳 | 7.5kg | 17,500円 | |
トヨトミRSV-230 | 2.25kW | 8畳 | 6畳 | 6.6kg | 8,900円 | |
トヨトミRS-W290 | 2.93kW | 11畳 | 8畳 | 9.4kg | 10,800円 | |
トヨトミRC-S280 | 2.75kW | 10畳 | 7畳 | ○ | 7.6kg | 19,200円 |
トヨトミRC-W360 | 3.60kW | 13畳 | 10畳 | ○ | 10kg | 20,500円 |
トヨトミRS-G240 | 3.60kW | 9畳 | 6畳 | 7.5kg | 12,464円 | |
トヨトミRS-G300 | 3.01kW | 11畳 | 8畳 | 9.5kg | 16,988円 | |
コロナRX-2220Y | 2.24kW | 8畳 | 6畳 | 7.4kg | 7,580円 | |
コロナRX-2920WY | 2.87kW | 10畳 | 8畳 | 9.3kg | 9,980円 | |
コロナSX-2420Y | 2.42kW | 9畳 | 7畳 | 7.6kg | 12,479円 | |
コロナSX-2820Y | 2.83kW | 10畳 | 8畳 | 7.7kg | 13,197円 | |
コロナSX-E2920Y | 2.87kW | 10畳 | 8畳 | ○ | 8.4kg | 17,972円 |
コロナSX-E3520WY | 3.47kW | 13畳 | 9畳 | ○ | 9.8kg | 18,758円 |
※ 販売価格は2020年11月22日のAmazon価格です。各機能などの詳細は販売サイトやメーカーサイトなどでご確認ください。
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今現在どのメーカーのどの機種が人気で売れているかについて、ランキングで売れ筋製品をチェックして参考にすることも出来ます。
あとがき
石油ストーブはタンクに灯油を入れたりしなければいけないので、ちょっと面倒かもしれません。しかしその石油ストーブの暖かさは、寒い冬などではとても心地よく感じたりすることもあります。また停電や災害などでも電源(100V)が無くても使えるので、イザと言うときに役立つものでしょう。
そんな石油ストーブを選ぶときは、良い製品であるか良くない製品であるかなど、通販サイトの口コミの評判を良く見てから選ぶことをおすすめします。最後に、当ブログのこのページをご覧いただいて、ご自身にあった商品を選んでいただければ幸いに思います。
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