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きれいな文字を書きたかったら活字を手本にしてはいけない

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普段の生活の中でパソコンなど使うことが多くなり、文字を書くことはめっきり少なくなった。

でもやっぱり、書く文字が汚いと恥ずかしかったりするものだ。

そんな時、きれいな文字が書けるようになったらいいなと思うことも…

きれいな文字を書きたかったら活字を手本にしてはいけない

普段見ている文字と言ったら活字ばかり。

巷にはパソコンなどで書かれた文字ばかりで、手書きによるきれいな文字はあまり目に触れない。

それゆえきれいな文字を書こうと思っても、ついつい活字を見本にしてしまうかもしれない。

しかし活字というものは、デザイナーが楷書を元に作りだした文字なので、きれいな文字を書く時のお手本にはならないのだ。

つまり活字というものは、楷書を元にして作られたものなので似ているのだが、これは全く違うといってもいいのではないだろうか。

例えば活字の場合、横棒は水平で複数の横棒があるときは長さの強弱があまりない。縦棒もピシッと垂直になり、とても機械的なものになっている。

活字というのは、印刷物などで見るときに美しく見えるよう、デザインされたものです。

手書きで文字を書く時の美しさなど、考えられていません。

さらに活字は四角い正方形の中に納まるように作られているので、 自然な手の動きによる線からなる美しい文字ではありません。

活字という文字は温かみがなく、まったく人間味がない書体だと言えます。

活字に対して楷書は

活字に対して楷書は歴史上で、 一番最後にできた書体であり完成されたとっても美しい書体です。

それも行書や草書などのように続け字の美しさではなく、一文字づつの美しさが楷書には備わっています。

このように活字と楷書には似ているようでよく見ると、 それぞれの違いがあり活字を手本とした文字では、 美しい文字が書けないことになるのではないでしょうか。

ですので、きれいな文字が書きたいと思ったら、楷書をお手本としてペン習字など行うのが良いでしょう。

本当は、ペン習字の先生に習うのが良いのではないかと思います。

根気があって続ける自身があるなら通信教育も良いかもしれないが、なかなか続かないんだよなー…