カラーコーディネーター（カラーコーディネート）の仕事や、色彩検定の資格などについて紹介して…
はじめに
カラーコーディネートとはそれぞれの方に合った色を選んで、その方の服選びで似合う色を選んであげたり、商品開発ではその商品に合った色や売り込む戦略的な色を選んだりと、幅広い分野でカラーコーディネートを行うコーディネーターは役に立つものです。
検定試験
カラー検定試験とは
カラーコーディネートの検定試験には、社団法人全国服飾教育者連合会（略称A・F・T）が行っている「色彩検定」と、東京商工会議所が主催している「カラーコーディネーター検定試験」がある。
社団法人全国服飾教育者連合会（略称A・F・T）が行っている「色彩検定」は、カラーのことを勉強している方は一般的に「A・F・Tの検定」と言っている。それに対して東京商工会議所が主催している「カラーコーディネーター検定試験」は、東京商工会議所が主催しているので「東商の検定」というように言われている。
この2つの検定試験の大きな違いはA・F・Tの検定は、文部科学省後援になっている検定試験だというこになりA・F・Tの検定は、カラー関係の検定試験で唯一文部科学省の後援を受けている検定試験だ。
東商の検定は東京商工会議所が主催している検定試験なので信頼できる検定試験ですし、カラー関係の検定試験では東商の検定として名前が通っている検定試験だ。どちらの検定試験も基礎的な知識は共通しているので、検定試験を選ぶ場合はご自身の専門分野のことなどをよく考えてから選ぶのが良い。
ただそうなると、どちらの検定試験を受けたら良いのだろうと考えるだろうが、A・F・Tの検定は服飾、インテリア、美容関係の方が保有しているようだし、東商の検定は流通、建築、デザイン関係の方がどちらかと言うと多く受験しているようだ。
検定レベルも3級、2級、1級とどちらも同じで、試験の時期も3級と2級が夏季と冬季に分かれ、1級は冬季のみとなっているところも同じ。ただA・F・Tの検定試験では、たとえば3級の検定試験でファッションと、インテリアの問題が出題されたりするので自分の専門分野以外の、勉強をしなければいけないこともある。
しかし東商の検定試験では3級、2級と共通していることが出題され、1級にて自分の専門分野を選んで検定試験を受けることができる。このようなことがあるのでご自身で検定レベルのことなど、よく検討してからどちらの検定試験にしようか選ぶのが良いのではないでしょうか。
検定試験時期・方式
カラーコーディネートの検定試験を行っているA・F・T検定と東商検定では、両方とも試験時期がほとんど一緒になっている。夏季の6月にはどちらの検定試験も3級と2級の試験を行い、冬季の11月から12月ごろには3級、2級、1級と検定試験を行っている。つまり1級になると資格をとる機会は年に1度ということになる。
試験方式もA・F・Tと東商では3級がマークシート方式で、2級はA・F・Tがマークシート方式と一部記述式で東商がマークシート方式、1級になると両方とも記述する試験が出てくる。なのでレベルが上がるとそれだけしっかりと、勉強をしなくてはいけないでしょう。
そしてレベルが上がり1級の試験となると、A・F・T検定では1次試験、2次試験と2回に分かれているので試験を受けるのも大変ですが、合格するとそれだけカラーコーディネーターとしての知識も豊富になり、自分自身の達成感も大きなものになるのではないでしょうか。
A・F・T検定
A・F・T検定とは、社団法人 全国服飾教育者連合会（A・F・T）が行っている検定試験です。この検定試験は1990年から始まった検定試験で、1995年から文部科学省認定され2006年に文部科学省後援となった検定試験です。
そしてこの検定試験は色彩カラー関連の検定試験でただ一つ、文部科学省の後援を受けている検定試験になっている。文部科学省の後援ということもあるので試験を受ける方は、学生の方がとっても多いようだ。
しかしこの頃ではデザイナーや販売、企画などの仕事を行っている社会人の方も多いようです。この検定試験は「社団法人 全国服飾教育者連合会」が行っているので、どちらかというとファッションカラーに興味がある方が向いているのではないかと思ってしまうことでしょう。
しかし試験問題にはファッションカラーのことだけでなく、インテリアやエクステリアなどのことも出題されるようなので、ファッションカラーだけでなく色彩に関することは広く出題されるようだ。（級によって出題される範囲は違ってきます）
とはいってもこちらのA・F・T検定試験については、服飾やインテリア、そして美容関係の方がどちらかというと保有しているようです。
さて、検定試験の級は3段階に分かれていて3級、2級、1級となっている。そして検定試験は3級と2級が年2回行われ、1級は年に1回試験が行われている。検定試験を受けるということはその検定試験に受かるという目標があり、短期間で集中的に勉強をするので色彩に関する知識を、習得するのにいいのではないでしょうか。
東商検定
東商検定とは東京商工会議所が行っている検定試験で、「カラーコーディネーター検定」という検定試験を行っている。この検定試験は流通や建築、そしてデザイン関係などの方がどちらかというと多く、東商検定（カラーコーディネーター検定）試験を受験しているようだ。
検定の級は３段階に分かれて3級、2級、1級とあり、試験は3級と2級が年に2回行われ、1級は年に1回試験が行われている。3級の検定試験では色の基礎知識などの試験が行われ、2級も色の知識や応用力の試験が行われているようだ。
そして1級では出題範囲が「ファッション色彩」、「商品色彩」、「環境色彩」とそれぞれ専門の3分野に分かれて検定試験を行うようになっている。ですので東商検定は3級と2級ではどの分野にも通用するようなカラーについての試験を行い、1級で専門分野の試験を行うようなシステムになっている。
この検定試験は文部科学省の後援を受けているわけではありませんが、東京商工会議所が行っているので信頼できる検定試験でしょう。東京商工会議所はこのカラーコーディネーター検定だけでなく、日商簿記検定試験やビジネス実務法務検定試験、福祉住環境コーディネーター検定試験などの検定試験を行っているので東京商工会議所が行っている検定試験と言えば、知っている方も多いものでしょう。
いろいろな分野でカラーのことを生かしたいと思うのであれば、この東商の検定試験を受けることをきっかけに、色彩の知識などを得るのも良いのではないでしょうか。
通信講座
通信講座の選び方
カラーコーディネートのことを勉強して仕事に役立てようとか、普段の日常生活でも毎日の服選びや部屋の空間を快適にしようと考えることもあるでしょう。カラーコーディネートの通信教育による講座を受けてみようと考えたときに、さてどこの通信講座が自分に合っているのだろうと考えるものだと思います。
カラーコーディネートの通信講座を行っているところは、それぞれの目的に合わせて通信講座を選ぶのがベストでしょう。そこであなたの目的はどのような目的なのでしょうか。
A・F・T検定の試験や東商検定の試験を受けて資格を取りたいと考えることもあるでしょうし、資格には関係なくカラーセンスを磨きたいと思うこともあるでしょう。また、カラーコーディネートの講座で得た知識を生かす分野によっても選ぶ通信講座は変わってくると思われます。
パーソナル・ファッションカラーアドバイスの仕事をしたい方や、アパレル関係のショップの店員を行っているのでカラーコーディネートの知識を得たい場合などは、パーソナルカラー診断を行ってくれる通信講座が良いかもしれません。
検定試験を受けることを目的とした場合はあなたにとって、どの通信講座があなたに合った通信講座なのかなどよく考えて選ぶのが良いでしょう。ですのでサポートや質問の受付などはどうなっているのか、テストや添削はどのようになっているのかなどよく考えてから、通信講座を選ぶのが良いのではないでしょうか。
ユーキャン
数あるユーキャンの通信講座の中でも、カラーコーディネート講座はトップ30に入っている通信講座です。そしてユーキャンが行っているカラーコーディネート講座の特徴には、パーソナルカラー診断で自分自身にあうカラー群を見つけることができることです。
そのことによりどのようにコーディネートしたらよいのかがわかりますし、ファッションや女性の方でしたらメイクにも生かすことができるでしょう。パーソナル・ファッションカラーアドバイスの仕事を行いたいと考えている方は、大変役に立つでしょうしそうでない方でもとっても役立つのでは…
それは色のことを専門の仕事としている方は、ファッションでどのような色の組み合わせの服を着たファッションなのか、またそのファッションの色があなたに合った色なのかをチェックされてしまうことです。
たとえば商品カラーデザインの仕事を行っていたとして、もしその方がとんでもない色の組み合わせのウェアを着ていたら、そのウェアの色の組み合わせが悪いことによってその方のイメージを悪くしてしまうかもしれません。そのことにより、カラーコーディネーターとしての信用をなくしてしまうかもしれないので、パーソナルカラー診断は役立つかも…
さらに検定試験もA・F・T検定（色彩検定）と東商検定（カラーコーディネーター検定）の2つの検定試験、それぞれ3級、2級に対応してます。もちろんこの通信教育では添削も6回あり質問も受け付けているので、独学で勉強するのとは違ってカラーに対する知識の付き方も違ってくるものでしょう。
この講座の標準学習期間は6ヵ月ですが、もしも何かの都合で遅れても12か月まで添削指導、質問、会報送付などの指導サービスが受けられるので自分自身のペースで知識を身につけることができます。気になる通信教育の費用についても厚生労働省の「教育訓練給付制度」の、指定講座になっていますのでこの講座でかかった認定学費の20％が戻ってきます。
このユーキャンのカラーコーディネート講座は、カラーコーディネータのプロとして仕事を行う方から、今行っている仕事で色についての知識を生かしたい方、仕事ではないけど日常生活において服選びやお部屋のコーディネートにいかしたい方まで、多くの方に役立つ通信講座でしょう。
フォーサイト
フォーサイトのカラーコーディネート通信講座は日本で唯一、文部科学省が後援の
A・F・T検定試験（色彩検定）に対応している通信教育です。そしてそのA・F・T検定試験（色彩検定）の検定試験に合格することが、目的になっている通信教育です。
もちろんフォーサイトの通信教育は充実しているのでDVDなどでいつでも効果的に学べ、テキストはフルカラー、ハイビジョンで講義を撮影したりしている通信講座になっています。フォーサイトの通信教育ですと料金は学校に通うのとは違ってリーズナブルで、いつでもどこでも自分のペースで勉強することができる。
また通信講座で何かわからないことがあったら、メールなどで質問ができますので、独学でわからないことがあるとつまずいてしまいますが、このような方法でわからないことが解決することができるのは良いことでしょう。さらにどこまで色彩について、知識を得たかなどの模擬試験があります。
このようにフォーサイトの通信教育はA・F・T検定試験（色彩検定）に、合格するための通信教育であります。フォーサイトの通信講座によって色彩の知識や技能を学び、カラーセンスだけでなく知識や技能を身につけたカラーコーディネーターを目指すのもいいのではないでしょうか。
仕事
パーソナルカラー
パーソナル・ファッションカラーアドバイスとは、人の肌や瞳、髪の毛の色に合わせてそれぞれの方に似合う色を診断する仕事になる。これはそれぞれの方に、似合う色と似合わない色があるのでその似合う色を見つけてあげることだ。
そしてそれぞれの方にはある調子の色が似合い、そのほかの調子の色は似合わないということになる。つまりある方は淡い調子の色が似合い、ある方は渋い調子の色が似合うというようなことがおきてくる。
このようにパーソナル・ファッションカラーアドバイスの仕事は、それぞれの方に似合う色調を見つけてあげる仕事になる。似合う色調をその方が身につけるとその方は顔色が明るく輝くように見えたり、肌の色が透明感があるように見えたりすることによってその方は若く見えるようになることです。
そしてそのことによりそれぞれの方が生き生きとし、毎日の生活も明るく楽しくなってくるのではないでしょうか。しかしそれぞれの方によって肌の色など違ってきますので、その方の似合う色は違ってくるものです。
つまりどのような調子の色が似合うのかについて答えが一つではなく、人の数だけ似合う調子の色がありそれだけ答えが無数にあるといことになる。良く女性の方が鏡の前に座って、何色かのドレープ（布）を使ってその女性の方に似合う色を見つけている写真やテレビなどご覧になったことがあると思います。
このようにしてそれぞれの方に似合う色を見つけるのが、パーソナル・ファッションカラーアドバイスの仕事になります。もちろん女性相手にファッションやメイクなどのアドバイスを行うことが中心になりますが、近頃ではおしゃれな男性も増えたので男性相手やカップルに行うこともあるようだ。
企業イメージカラー
企業のイメージカラーをアドバイスする仕事は、企業イメージで重要なことであるコーポレートカラーなどを決める仕事になる。たとえばスターバックスのグリーン、ユニクロの赤、全日空のブルーなどその企業をイメージさせるカラーがある。
またそのカラーによって企業のイメージが出来上がっているものだ。このように企業のイメージで大きな影響を及ぼすコーポレートカラーなどを決めることは、とっても大変で責任のあることですがそれだけやりがいのある仕事だともいえる。
企業のイメージカラーを決めることも仕事ですが、それだけでなくロゴマークの色やユニホームの色、社用車やオフィス、用紙や封筒などきめなければいけないことはたくさん出てくるものです。
そしてそれらの仕事について、カラーコーディネーターだけでなくそれぞれ専門の方と一緒になって、決めていかなければいけない。たとえばオフィスで使用する机やいすなどを決めたり店舗のデザインを決めたりするのに、インテリアコーディネーターや設計士などの方と一緒に仕事を行うことがある。
そのときインテリアコーディネーターや設計士は、十分な色彩の知識を持っているとは限らないので、カラーコーディネーターがイメージに合わせて色彩決定を行っていくわけです。オフィスや店舗などでもそのオフィスや店舗のイメージを決めるのに、カラーが８０％くらいの割合を占めている。
そのカラーを決めることはとっても重要なので、カラーコーディネーターの仕事はとっても責任あるものになってくる。もちろん企業のロゴマークの色や、コーポレートカラーを決めるのはとっても重要なもので、その企業の将来がかかっているといっても過言ではありません。
商品カラーデザイン
商品カラーデザインの仕事は、実際の商品そのものやパッケージのカラーデザインから広告やディスプレイまで、アドバイスを行うのがカラーコーディネーターの仕事になる。商品のデザイナーによるカラー案がある場合は、そのカラーが商品に合っているか合っていないかなど検討し、その色が合っていない場合は合っていないことを指摘して合う色を提案をしていく。
この場合それぞれの方の色の好みなどを主張してくることもあるので、カラーコーディネーターとしてはしっかりとした知識を持って、その商品に合う色を提案しなければいけない。それに対して商品のカラー案がない場合にはその商品の良いところなど特徴を考え、どのようなカラーを使ったら商品が売れるのかなど検討して、クライアントやデザイナーにカラー案を伝えていく。
この場合でもクライアントやデザイナーは色の好みを持っているので、しっかりとした知識による裏付けなど示し、カラーの提案を行っていかなければいけない。たとえば食品のカラーデザインを行う場合、クライアントは青系の寒色が好きなのでその青系の色を使いたいと主張したとしますが、食品の場合は赤系の暖色系を使ったほうがおいしく見えるので、しっかりとその辺を説明して赤系の暖色を提案する場合もある。
これには食品でもわざと青系の色を使うこともありますのでケースバイケースですが、カラーコーディネーターとしてしはしっかりとした知識により、まわりの方を説得しなければいけないこともある。そして商品だけでなくパッケージや広告、ディスプレイまでカラーコーディネートを行っていくこともあり、そうなるとただ色のことだけを知っていればいいのではないことになる。
広告の写真撮影ではモデルを使うこともあるので、モデルの衣装やメイクのことも考えなければいけないし、その広告印刷物を制作する場合は印刷色のことなども知っていなければいけない。このように商品カラーコーディネーターは、多くの知識が必要になりその知識によって商品の魅力を引きだす色を納得してもらわなけなければいけないという大変な仕事ですが、そのことにより商品が売れたら大変やりがいのある仕事ではないでしょうか。
空間カラーコーディネート
空間のカラーコーディネートの仕事は、店舗やオフィス、住宅から商店街など空間のカラーコーディネートを行うものだ。店舗でいえば外壁や内装、商品を展示する棚の色など提案をすることになり、その提案する色によりその店舗のイメージも変わってくる。
住宅でも同じことで外壁や内装、壁紙や家具の色をどうするかによって、その住宅のイメージは大きく変わってくるもので、住宅に住む方の居心地まで左右してくるもになる。たとえば商店街によくあるアーケードの色をどうしようと、商店街の各店主が集まってアーケードの柱の色を決めようとしたときに、たいがいは無難なアイボリーなど白系の色にしてしまうことが多いものだ。
しかしそれでは個性的な商店街にならず、どこにでもあるありふれた商店街になってしまう。例えば風格のある落ち着いた商店街にしたいと思ったら、濃いグリーン系を選びその色をアーケードの柱に塗って天井や道路は、その色に合わせた色を選べばそれだけでも商店街の雰囲気はだいぶ変わってくる。
それに対して浅草の仲見世のような、お祭りをやっているような華やかな商店街にしたいと思ったら、アーケードの柱は赤系の色を塗って天井や道路はその赤系の色に合わせた色にする。そうしたらアーケードの商店街は、とっても華やかな雰囲気の商店街になるのではないでしょうか。
このようにその空間の色を変えるだけで、イメージはだいぶ変わってくるものであるし、商店街では売り上げを大きく変えることになるのではないでしょうか。たいがいの場合は、その建物が出来上がってからさて外壁や内装はどうしようと、カラーコーディネーターのほうに仕事の依頼がやってくることが多いようだ。
本当はその建物を設計する段階で、カラーコーディネーターと一緒に仕事をすることがベストですが、多くの場合はそのようにはならないようだ。しかしアウトレットモールやショッピングモールなどは、カラーコーディネーターが始めからその開発に加わり、イメージにあった色の提案をすることによりそのアウトレットモールやショッピングモールの空間も決まってくるでしょう。
もちろん店舗や住宅などでも、イメージに合った色を提案することにより、良く売れる店舗になったり住み心地の良い住宅になったりするのでは…
色彩教育・指導
色彩についての教育や指導は、企業の方に色彩の配色などについて教育や指導などをすることや、色彩検定試験など資格を取る方向けの講習を行ったりすることなどがある。たとえばビジネスの場面で営業マンなど、相手に対して第一印象がとっても大事だといわれている。
売り込みに行く商品がどんなに良い商品であっても、営業マンの第一印象が悪ければその商品を相手が購入してくれないかもしれない。よく営業マンのことが気に入って、商品を購入してくれるというようなことはよくあるものだ。
そこで営業マンに対して良い印象を持ってもらうための、色の使い方や具体的にどのような色の洋服を選んで組み合わせたらよいかなど、指導することによってその営業マンの第一印象が良くなるのではないでしょうか。
そのほかにビジネスの場面では、商品開発担当者やショップなどでの販売員向けの講習などもあるのではないでしょうか。色彩検定試験を受ける方向けの講習で講師を務めることもあるでしょう。
この場合には「Ａ・Ｆ・Ｔ検定」と「東商検定」があるので、それぞれの検定試験に合わせて講習を行っていくものでしょう。このほかにも、色のことが好きな方向けの講習などもあるでしょうし、カルチャーセンターなどの講習や講演なども考えられる。
ただし実際にカラーについての指導や教育を行うとなると、ある程度実践や経験が必要になるでしょうから、この指導や教育を仕事として行う方は少ないものかもしれない。
※ カラーコーディネートの資格を取得したからと言って、必ず仕事に就けるわけではありませんのでご了承ください。
まとめ
カラーコーディネートの資格を取得して、プロとして活躍することもいいのだが、今の行っている仕事に色彩の知識を生かしたり、プロではなく日常生活のプライベートで色彩の知識を生かして豊かな日常生活を送るのもいいものだ。なので色彩のプロ、またはプライベートで生かそうとカラーコーディネートの知識を役立てることができる。
そして色のことについて興味がある方であれば、この洋服の色がきれいであるとかこの色とこの色の組み合わせがとってもいいと感じることもあるでしょう。洋服に限らず自然の中にも、きれいな色はたくさんあるものだ。たとえば春に咲く桜の花や新緑、秋の紅葉や夕暮れの空の色など自然の中にもきれいな色はたくさんある。
商品の色選びでも、そのようなきれいな色をイメージに合わせて選んだり組み合わせたりすると、同じ商品でも全くイメージが違ってくる。女性の場合だったらその方のイメージに合った色の洋服を選ぶだけで、その方が輝き顔つきも明るくなる。
このようにカラーコーディネートをすることは、日常生活をとっても豊かにしたりビジネスでも売り上げをアップさせたりと、とっても影響力があり使い方によってはとてもすばらしいものになるのではないでしょうか。
