東北のスキー場おすすめランキングベスト10選では、数多くの日本中のスキー場を滑ったことがある自分が、青森県や岩手県、山形県、福島県と東北のスキーゲレンデやスノーボードゲレンデをご紹介。
1位 安比高原スキー場
写真：トリップアドバイザー提供
東北で輝くランキング第1位の安比高原スキー場は、日本で有数の広さを誇るスキー場で、沢山のコースがあり長距離を滑ることができる。そのコースはお椀をひっくり返したような形の山の山頂から山麓に向かって、多くのコースが伸びている。
ただしそれらコースが多い割には、どのコースも似たようなコースばかりになってしまっている。また、東北地方特有の強風が吹くことも多く、寒さの厳しい日も多い。とはいえ首都圏から行ける日帰りスキー場で、これだけのコースや距離を滑ることができるゲレンデは無く、日本を代表するビックゲレンデの一つであろう。
2位 蔵王温泉スキー場
写真：トリップアドバイザー提供
ランキング第2位の山形蔵王温泉スキー場は、古くからある老舗スキー場。やはり何と言ってもスノーモンスターやアイスモンスターと言われる樹氷が有名で、この樹氷を見ながらスキーやスノーボードを楽しむことができる。
この樹氷の出現時期は12月〜3月で例年、2月にピークをむかえる。ただし山形蔵王温泉スキー場の、どこのゲレンデでも見れるわけではない。見れるのは蔵王ロープウェイ山頂線を利用したザンゲ坂・樹氷原コースなどで、山麓のゲレンデなどで見ることはできない。
またこのような樹氷が出現するということは、冬の気象条件が厳しく晴天率はとっても低い。ただしすっきりと晴れ上がった空のもとで、樹氷を眺めるのはとっても素晴らしいものでは…
3位 アルツ磐梯スキー場
写真：トリップアドバイザー提供
ランキング第3位のアルツ磐梯スキー場は、磐梯山麓に広がる広大なスノーリゾート。29のコースがあり初心者から上級者まで楽しめ、ゴンドラやクワッドリフトなどかけられている。経営はあの星野リゾートが経営を行い、リゾートホテルも併設。
コースにはリフトで行くことのできないコースを、圧雪車（CAT）で行くコースもあるので条件が良ければ新雪を楽しむこともできる。ただしゴンドラコースの山麓部分は平らだったり、駐車場からゲレンデまでちょっと離れていたりするが、全体的には良いスキー場なのでは…
4位 グランデコスノーリゾート
写真：トリップアドバイザー提供
ランキング4位のグランデコスノーリゾートは、この地域のスキー場では標高が高く、奥に広がっているゲレンデ。東急系のスキー場でゴンドラとフード付きクワッドリフトがかかり、ゲレンデにはリゾートホテルも併設されている。
磐梯山エリアでは一番奥まった場所にあるので、自動車で行くには不便かもしれないが、それだけ良い雪質が期待できる。また風の強い日でもリフトにはフードが付いているのがありがたい…
5位 雫石スキー場
写真：トリップアドバイザー提供
ランキング5位の雫石スキー場は以前に比べると、だいぶ規模が縮小されてしまった。ゴンドラリフトの営業は無くなってしまったし、リフトの数も少なくなってしまった。それだけお客さんが来なくなってしまったということだろうか…
かつてゴンドラが2本営業していたころは、それぞれのコースを楽しめたりしたのだが今滑れないコースがあるのはとても残念だ。この地域では安比スキー場があるから仕方ないかもしれないが、自分的にはリフトを乗り継いでダウンヒルコースを滑るととっても気持ちいい。
6位 青森スプリング・スキーリゾート
写真：トリップアドバイザー提供
ランキング6位の青森スプリング・スキーリゾート（旧ナクア白神スキーリゾート）は、岩木山の北斜面に位置するスキー場。かつて西武系のスキー場で、併設するホテルもプリンスホテルだった。その西武系が開発したゲレンデだけあって、リフトはゴンドラやフード付き高速クワッドリフトが中心でコースも長い。
日本海にも近く風が強いので天候が荒れることもあるが、自分的にはクワッド１を利用し、ロングクルージングを楽しむのがベストなスキー場。
7位 箕輪スキー場
写真：トリップアドバイザー提供
ランキング7位の箕輪スキー場は箕輪山の西斜面に広がるスキー場で、ゲレンデには3本の高速リフトが架けられている。リフトが3本しかないので小さなスキー場を想像するかもしれないが、フード付高速4人乗りリフトは1500メートルあるのでコースは意外と長い。
ただし風の強い日が多く、吹雪になってしまうこともある。しかし標高が高いので雪質が良く、人工降雪機もあるので雪が少ない暖冬でも滑れるのでは…
8位 裏磐梯猫魔スキー場
写真：トリップアドバイザー提供
ランキング8位の裏磐梯猫魔スキー場は、猫魔ヶ岳の北斜面にゲレンデがすり鉢状に広がっている。すり鉢状になった北斜面なので雪質は良いのだが、狭いコースが多く初心者よりは中級や上級者が楽しめるようだ。
星野リゾートが運営するスキー場であるが、リゾートホテルは併設しておらず、その星野リゾートのホテルはゲレンデから少し離れている。どちらかと言えばロングクルージングよりも、雪が降った翌日など新雪が楽しめたりするのでは…
9位 グランドサンピア猪苗代リゾートスキー場
写真：トリップアドバイザー提供
ランキング9位のグランドサンピア猪苗代リゾートスキー場は、磐梯山の南斜面に広がり猪苗代湖を望むスキー場。ゲレンデにはゴンドラと2本のペアリフトが架かり、縦に長いスキー場となっている。この地域のスキー場では高速ICから近くてアクセスが良く、リゾートホテルも併設している。
10位 八幡平リゾート パノラマスキー場＆下倉スキー場
写真：トリップアドバイザー提供
ランキング10位の八幡平リゾート パノラマスキー場＆下倉スキー場は、両方のスキー場を無料シャトルバスが約5分で結び、共通リフト券となっていている。八幡平リゾートスキー場はなだらかな長いコースで、下倉スキー場は変化に富んだコースになっている。
また下倉ゲレンデは雪質もよく、強風でも地形的にリフトが停まることが少ないようだ。八幡平リゾートは緩・中斜面のロングクルージングを、下倉ゲレンデは変化に富んだ長いコース（最長2Km）の両方の違ったゲレンデを楽しむことができるのでは…
注意事項
掲載したスキー場などの情報は、予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。詳細は各スキー場公式サイトにてご確認ください。
まとめ
ここに取り上げた東北のスキー場はゲレンデが広いところが多く、長距離のロングクルージングが楽しめる所も多い。また雪質の良いところが多いので、天候に恵まれれば気持ちよく滑れることでしょう。ただし東北特有の強風で吹雪くこともあり、リフトやゴンドラが止まってしまうことも…
しかしゴンドラやフード付きクワッドリフトが架かっているスキー場もあるので、寒さが苦手な方はそのようなスキー場を選んでも良いかもしれない。首都圏から南東北であれば自動車やスキーやスノボのバスツアーなら日帰りで行くこともでき、北東北は新幹線や飛行機など利用してスキー場まで行くことができる。
良い雪質を求めて北海道のスキー場に行くのも良いけど、東北のスキー場も良い雪質でグルーミングされたコースや、樹氷などを見ながら滑るために行くなどいろいろと選べる。そんな東北のゲレンデでスキーやスノーボードを楽しむのも良いのではないでしょうか。
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